Zustand vs Jotai 比較

ミニマルなストアベースのステート、約1KBのバンドル

VS
Jotai

アトミックな状態管理、Recoilの進化形

8 分で読了Frontend

スコア比較

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詳細スコア

詳細スコア: Zustand Jotai — カテゴリー別10点満点のスコア
カテゴリーZustandJotai
パフォーマンス
10/10
9/10
学習のしやすさ
10/10
7/10
エコシステム
9/10
8/10
コミュニティ
9/10
8/10
求人市場
8/10
6/10
将来性
9/10
9/10

長所と短所

Zustand

長所

  • 約1KBのバンドル — 最小
  • フックベースのAPI — 馴染みやすい
  • Providerのラップ不要 — 独立したストア
  • Persistミドルウェアを標準搭載(localStorage)
  • Redux DevToolsとの互換性
  • TypeScriptファーストクラス対応
  • 最小限のボイラープレート
  • 作者Daishi Kato — 高く評価されている

短所

  • ストアがグローバル — 論理的な分割は手動
  • リアクティブな依存関係の粒度がやや粗い
  • Jotaiのような派生ステートの実現が難しい
  • 大規模アプリではスケールにあわせたパターン構築が必要

最適な用途

小〜中規模のReactアプリReduxからの移行(よりシンプルな代替)単一ストアのメンタルモデルを好む場合パフォーマンス重視(極小バンドル)迅速なプロトタイピング

Jotai

長所

  • アトムベース — きめ細かなリアクティビティ
  • 派生アトム — 算出ステートが自然に扱える
  • Suspenseとのネイティブ統合
  • 非同期アトム(Promise)
  • スコープ対応(複数コンテキスト)
  • TypeScriptとの相性が優れている
  • 作者Daishi Kato(Zustandと同じ作者)
  • React 19の並行機能に対応

短所

  • アトムのメンタルモデル — 学習コストがある
  • バンドルサイズがZustandより大きい(約5KB)
  • DevToolsの成熟度がやや低い
  • アーキテクチャ上の意思決定が複雑になりうる

最適な用途

複雑な派生ステートきめ細かなコンポーネント更新Suspenseを多用するアプリ関数型プログラミングを好む開発者Recoilからの移行ユーザー

コード比較

Zustand
import { create } from 'zustand';

const useUserStore = create((set) => ({
    user: null,
    fetchUser: async (id) => {
        const user = await api.getUser(id);
        set({ user });
    }
}));

// Usage
function Profile() {
    const { user, fetchUser } = useUserStore();
    return <div>{user?.name}</div>;
}
Jotai
import { atom, useAtom } from 'jotai';

const userAtom = atom<User | null>(null);
const userNameAtom = atom((get) => get(userAtom)?.name ?? "Guest");

function Profile() {
    const [user] = useAtom(userAtom);
    const [name] = useAtom(userNameAtom);  // Derived, fine-grained
    return <div>{name}</div>;
}

結論

シンプルなグローバルステート+最小限のAPIならZustand。きめ細かい派生ステート+Suspense+複雑な要件ならJotai。両者は同じ作者によるもので、互いに補完的です。80%のユースケースはZustandで十分であり、ニッチなケース(派生ステート)ではJotaiが輝きます。

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よくある質問

エンタープライズではReduxエコシステムが定着しているためレガシープロジェクトでは残ります。新規プロジェクトではZustandまたはJotaiがデフォルトです。

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